うえはるだいありー

アラフォーOL「うえはる」のつれづれ日記

【読書だいありー㊺】児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい子どもが本当に思っていること

こんにちは、うえはるです。ブログをのぞいてくださり、ありがとうございます。

現在、妊娠35週目のうえはるですが、子育ての方法について雑誌などで情報収集をしていると、世の中のママさんたち本当に苦労されているようで、私にそんな大役がつとまるか不安になってしまうときがありました。そんなときに、『児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい子どもが本当に思っていること』という本を見つけて、読んでみました。まだ私には少し早いかもしれませんが、読んでなるほどと感じた内容や心に響いた箇所を、当記事でお伝えします。

幼少期から思春期ごろまでの子どもにとって何より大事なのは、家庭の中が子どもにとって、とにかく安心できる居場所であること。

子ども時代に必要なのは、自分の言ったことを受け入れられて、自分の気持ちをわかってもらえて、安全が守られ、排除されず、たとえ間違っても許される場所。子どもが何を成し遂げたかよりも、存在そのものを肯定してあげられる場所、ということですかね。

不安の強い子どもには、根拠のない安易な「大丈夫だよ」は言わないほうが良い。

これは意外と逆効果だそうです。まずは不安な気持ちに寄り添ってあげて、理解しようとする姿勢が大切。「何かあれば、そばについているよ」と伝えておだやかに見守ってあげることが大事だそうです。

「悪い子は置いていくよ」などと言って、不安で子どもをコントロールしないこと。

不安をあおる言葉がけは、知らず知らずのうちに子どもの認知や行動に影響をおよぼし、長期的にみて不安の強い子どもに育ってしまう可能性があるそうです。「なぜ、それをするとよくないのか」ということを、繰り返し何度も説明する必要がありそうですね。多少時間がかかっても、子どもに説明し、とにかく対話しようとする姿勢が大事なんですね。

親の失敗は子どもに見せたほうが良い。また、親が失敗から学ぶ姿や立ち直る姿を見せることも重要。

この内容は意外でした。親だってたくさん失敗をしてきたということは、子どもの学びになり、「自分も失敗したって大丈夫」という子ども自身の生きる安心感につながるのだそうです。また、もし子どもに対しても間違ったことを言ったり、やったりしたら、それを素直に認めて謝ることも大切なんだそう。そうした姿をとおして、子どもはお互いに許しあうことを学べるのだとか。子どもの前ではかっこよくいようとか、プライドを振りかざすような親にならないように気をつけようと思います。

たとえ反抗期でも子どもが感情的になっても、笑顔で愛情をもってただそばで見守ってあげることほど大切なことはない。多くのお母さんはこれが一番できない。

一番簡単だけど、一番大切なことは、とにかくこうして子どもに安心しておだやかになってもらい、自分の言いたいことを伝えられるようになってもらうことなのだそうです。

子どもをコントロールしようと過干渉になる親は、子どもを信じてあげられていないことが多い。子どもを信じ、見守ってあげることも大切な愛情表現。

つい心配になってすぐに横から口や手を出して助けるのは、子どもには逆効果になってしまうことも。本当に子どものためになることは何か、考えられる親になりたいです。

親が教えるべきは、失敗の避け方よりも乗り越え方

「愛しているからこそ、子どものことを思って失敗させないようにする」そんな方針で手取り足取り子どもを育てないように気をつけようと思いました。そういえば、『19歳までに手に入れる7つの武器』という本にも、失敗が許される子どものうちにたくさん失敗しておくことが、将来のためには大事と書かれていました。大切なのは、「失敗しても絶対にあなたの味方だよ」と子どもに伝えることなのだそうです。

uehara-yurika.hatenadiary.com

 

いかがでしたでしょうか?

私には少し早いかもしれませんが、この本を読んで、自分の子どもが幼稚園や小学生くらいになったときの接し方が、だいぶイメージできてきた気がします。この本をその頃まで保管しておいて、また再読したら、新たな発見もありそうだなと思いました。私の場合、未経験のことは何でも、事前に一度きいたり知ったりして頭の片隅でおぼえておくと、後から活きてくることが多いので、読んでおいてよかったです。

わが家の子どもはおそらく女の子ですが、元気で活発な子になるのか、それともおとなしくてやさしい子に育つのか、どうなるにせよ、もうすぐ会えるのが今からとっても楽しみです♪

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまにとっても、今日という日が楽しい1日になりますように^^

☆★☆うえはる☆★☆